昨年の三月末から始まった家の工事も手伝ってくださった方々みな無事に大きな怪我もなく完成しました。

蔵を解体した時の梁を鑿で刻み

ワイヤーで吊って、梁の両方端と部屋の方にもうけとなる溝を梁の形に合わせ刻み、ドッキングです。
かなりドキドキの作業でしたが、大工の青さんの墨付け(寸法)がばっちりでみごとはまりました!

こちらもあらかじめ刻んでおいた大引きを組み立て。

その大引きにまたまたあらかじめ刻んでおいた所に根太をいれ

下地を張り、古い板を綺麗にして仕上げとして張り、そこにもらってきた流木で手すりをつけ2階部分は完成!

一階は床の根太からやり直し、断熱材をいれ下地をはり、古い板で床の仕上げをして、
新たに壁を立ち上げ、古い柱でカウンターを設置。

仕上がりはこんな感じです。
なかなか細かく書くと長くなってしまうので簡潔に書いていますが、
長野のこの季節にほぼ毎日夜12時近くまで寒さと戦いながらの作業と、
昔の人は本当にすごいなと感じた、材料をひたすら自らの手で刻んでいく作業。
やってもやっても終わりがみえず楽しくも大変な作業でした。
でも本当に大工の青さんがいなければこの家は出来上がらなかったとつくづく思っていて、
イメージしたものを形にしていってくれ、ましてや頭を相当使う、墨出しをいつもやってくれてありがとう、
注文ばかりで、大変な事ばかりっだと思いますがこうして最後まで一緒に作業してくれてありがとう。
ここの元々吹き抜けだった所も、組み立てていって足場が悪い中刻むのは大変だからといって、
組む前に梁、柱など全部墨をだして刻みやすくしてくれて、それが頭の中でちゃんとイメージが完成されていて
実際に材料がはまっていくのはとても気持ちが良かったです。
今こうして少し落ち着いて色々思い出してみると、本当に様々な作業の工程や、自分の中で不安な事も多く
思う事は多々ありましたが、こうして沢山の人の力で完成して本当に良かった。
本当に青さんをはじめ、沢山の方のおかげです、本当にありがとう。
完成した家をみにきてくださいね!
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